なんかダークな写真…
ネット上には、ビートルズサイトが数限りなく存在します。
そんな中、若造の僕がビートルズについて語る部分があるのかわかりませんが、好きなんだから何か語らせて下さい、と、半ば居直っていっちゃいます。
ザ・ビートルズというと、説明不要の有名モンスターバンドですね。
僕が音楽を好きなったきっかけがこのビートルズですので、思い入れもひとしおです。
1962年デビュー。70年解散。この8年の間に音楽はもちろん、髪型、ファッション、生き方など、様々な分野に影響を与え、大きな変化をもたらしてきたといわれています。
なにが一番変わったって、彼らの風貌。
ちょっと変わり過ぎじゃないですかね!?
左の写真、手前右が22、3歳頃のジョン・レノン、
右の写真、左から2番目が同じジョン・レノンの8年後の姿なのですが。
30歳前後にはとても見えません。
軽く50歳くらいはいってるんじゃないかという貫禄が漂っています。
僕は、この文章を書いている時点で23歳なのですが、8年後に自分がこうなっているとはとても思えません。
とまあそれはさておき、、解散後30年以上経っても、リアルタイム世代を親に持つ僕のような、生まれた時すでにジョン・レノンが残念ながらこの世にいなかった(1980年12月08日、銃弾に倒れ死去…)世代にまで、新たにファンを生み出し続け世代層を拡大し続けているビートルズ。とてもすごいバンドだと思います。僕のまわりにもファンはわりと多いです。
はたしてどういうところがすごくて、今日まで聴かれ続けているのか!?いろ〜んな要素が関わり合ってその人気を支えているワケですけども、僕も一応ギターをかじっている人間ですので、ビートルズの音楽的な面を書いていってみようかな、と思います。「もう知ってるよ」って事ばっかりかもしれないですけど…。
ビートルズと黒人音楽
使用される痛みのダウンロード
現在僕らが聴いている、広い意味でのポップ・ミュージックのルーツを辿って行くと黒人音楽に行き着く、と言われています。
そしてそのルーツである黒人音楽に触れたミュージシャンと触れなかったミュージシャンとでは、一概にそうとは言えませんが、大きな違いが生まれるようです。
黒人音楽に影響を受けなかった白人ミュージシャンが作ったポップ・ミュージックは、大抵の場合口あたりの良い、甘い作風になる、のだそうです。
それはそれで楽しいですし聴きやすいですが、その中でくり返し聴くに耐える、後々まで残る深い曲というのは中々少ないようです。
古いブルースやソウルなど黒人の鳴らす音には、そのシリアスな歴史からか独特のグルーヴの中に説得力のようなものがあると思います。
それらは今の時代に僕の耳で聴くと初めはとっつきにくいところがあるものの、良さを探ってくりかえし聴いていくうちに少しずつ好きになり、またもう一度聴きたくなる、というような不思議な魅力があるように思います。
白人ミュージシャン、とりわけ60年代のロックの分野でのU.K.出身のミュージシャンは、彼らが多感な年齢だった50年代に大ブームを巻き起こした「Rock'n'roll」をきっかけとして、その根底にある黒人音楽に多大な影響を受け、リスペクトをこめて積極的に自分たちのレパートリーに取り込んでいきました。
1950年代に爆発的な人気を誇ったロックンローラー、エルビス・プレスリーは、「黒人のように歌える白人シンガー」であったのが人気を得た要因のひとつであったといわれています。
ビートルズと同じ時代にデビューしたローリング・ストーンズは、たくさんの黒人ブルースマンたちをリスペクトし、彼らの曲を演奏しながら個性を磨いていきました。
ほかにも様々なバンドやミュージシャンが黒人音楽の影響を受け、強烈な個性と深みのあるグルーヴ感の下敷きとしています。
ビートルズもこの例外ではありませんでした。
数あるサイトや資料をひも解くまでもなく、初期のアルバムに収録されたカバー曲の数々を見れば、それは明らかです。
今、彼である悪knevel
ビートルズのメンバーは若い頃、大流行したロックンロールと共に黒人R&Bなどもマニアックなほどに掘り下げていた、と言われています。
ロックンロールとR&Bは親戚みたいなものですし、これらをいっしょくたにして聴くのはもしかしたらごく普通の流れなのかもしれませんが、少なくともこの頃聴いた音楽の嗜好が、のちのビートルズの曲に「深み」や「甘くなさ」を与える要因のひとつになったのではないか、と思います。
※D♂kaさんが管理されている、Soul Deepで、詳しく書かれています。こちら
下積み時代の巡業
若かりし日のビートルズ
若かりし日のビートルズその2
一番左が当時のドラマー、ピート・ベスト。一番右が当時のベース、スチュアート・サトクリフ。
ビートルズはデビュー前、ドイツのハンブルグへ巡業をしに渡ったことがあります。
その時のライブは、バーで1日およそ8時間ほど演奏するという、相当過酷なものでした。
ライブバンドとしてのビートルズはデビュー前のこの頃がピークであった、と後にジョン・レノンも語っています(でも音源には残っていないんだそうな…残念!)。
ライブが始まるのは、バーが開店して間もない時間帯です。まだ日も暮れきっておらず客もまばら、酔いもそこそこの店内でシャウトしながらロックンロールを歌うのは、気分的にも体力的(なんせ8時間続くわけですからね)にも乗り気にはなれなかったようです 。
そこでビートルズは、ボサノヴァや映画音楽などソフトな曲を練習し、序盤にそれらを演奏して間を持たせ、客も満員、お酒がまわる時間帯にさしかかるとノリの良いロックンロールを演奏する…。という方法で長丁場を乗り切っていたそうです。
私の豆を食べた怪物
このロックンロール以外の音楽も積極的に聴き演奏した経験は、のちのビートルズの曲に幅広さを与えるきっかけになったのではないか、と思います。
魅力的なギター・コード
ギター・コード…、ひとえに「ギターによる伴奏」と言ってしまっても良いかと思います。
有名曲「A Hard Days Night」のイントロ、「ジャ〜ン♪(ファンの方には脳内変換されたかと思います)」に代表されるように、ビートルズは普遍的な響きのギター伴奏とは一風違った伴奏を聴かせる場面が、イントロに限らず頻繁にあります。
例えば…
●同じ音だけど、高さの違う音を一音足して雰囲気を変える
(Past Masters Vol.1収録「This Boy 邦題:こいつ」、Let It Be収録「I've Got A Feeling」など)
●一風変わった押さえ方をして、雰囲気を変える
(Past Masters vol.1収録「From Me To You」など)
これらは隠し味的な、普遍的な伴奏と比べるとごくごく地味な違いではありますが、たとえ聴く人がギターの事をわからなくても、その音は当時人々の耳に無意識に新鮮な響きとして捉えられた事でしょう。
意表を突く曲展開
これも「ギター・コード」にまつわる話です。
ビートルズが出現するまでのロックンロールやR&Bなどは、「3コード」と呼ばれる、一曲の間ほぼ同じ展開が続くシンプルなものがほとんどでした。
ビートルズはそれらのシンプルな展開を基盤にして、様々な手法で複雑な感情を織り込んだ曲の展開を生み出しました。
例えば…
●既存のシンプルな曲の進行の順番をちょっと入れ替えて、微妙に雰囲気を変えてみる。
●既存のシンプルな曲の進行にもう一つ音を足して、雰囲気を変えてみる(4コードか、それ以上)。
●一曲の間に転調(曲の雰囲気をつかさどっているkey:キーを変えてしまう事)することによって、曇り→晴れのようにガラッと雰囲気を変えてみる。
などなど、いろいろと面白い試みを巧みに行って、それまでのロックンロールにない展開の曲をたくさん作り出しました(先述した「幅広い音楽ジャンルの影響」も関係していると思います)。
ともすれば「奇抜」で終わりかねないものもありますが、それを万人が聴いて楽しめるポップミュージックに仕上げる事ができるその手腕は、さすがだと僕は思います。
※アルバム「A Hard Days Night」に収録されているジョン・レノンが作曲した「If I Fell(邦題:恋におちたら)」などは、まさに奇抜ともいえる展開を見せます(歌の出だしから、サビにいたるまでのギターの伴奏に耳を傾けてみてください)。
しかしその奇抜さをまったく感じさせず、とても染み入るようなメロディが流れます。僕はギターでこの曲を弾いてみたときとても驚きました。
これらビートルズの手法は、今ではロック・ポップバンドの作曲の際のデータベースとなり、広く永く親しまれています。
ジョージ左手見切れてるけど、それなんてコード?
●Discography
Please Please Me
With The Beatles
A Hard Days Night
Beatlles For Sale
Help!
Rubber Soul
Revolver
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
The Beatles
Abbey Road
Let It Be
つづく
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